これから初めて訪問する企業について、事前に会社のホームページを見たり、ニュースを検索したりする「リサーチ」。営業マンにとって欠かせない準備ですが、情報がたくさんありすぎて「結局、何を話せばいいのか分からない」と悩んだことはありませんか?

実は、最新のAIツールを活用することで、このリサーチ時間を半分以下に減らしつつ、商談の質をグッと上げるカンタンな方法があります。

今回は、忙しい営業マンのための「AIリサーチ術」をご紹介します。

お客様のニュースを「読む」のではなく「まとめさせる」

相手の会社のホームページには、「企業理念」「社長の挨拶」「最新のニュースリリース」など、文字がびっしり書かれています。これらを隅々まで読むのは大変ですよね。

そこでAIの出番です。最新のAIは、長い文章をあっという間に読んで、「重要なポイント」だけを箇条書きで教えてくれるのが非常に得意です。人間が「探す・読む・まとめる」という3つのステップをやっていたところを、AIが一瞬で代行してくれます。

営業リサーチを楽にする3つのステップ

では、具体的にどのようにAIを使えばいいのでしょうか。とてもシンプルです。

1. 相手のホームページの文章をコピーする

調べたい企業のホームページで、事業内容や最新ニュースが載っているページの文章を、マウスでザッと選択してコピーします。

2. AIに役割を与えて質問する

コピーした文章を、無料で使えるChatGPTなどのAIに貼り付けて、次のように質問します。

「私はこれから、この会社に営業に行きます。この文章を読んで、この会社がいま一番力をいれている事業と、最近のニュースを3つで短くまとめて教えて」

商談前にカフェで、スマートフォンの画面を真剣な表情で見ている日本人営業マン

3. 商談の「ネタ」を作ってもらう

AIがまとめた情報を見て、「なるほど、新規事業に力を入れているんだな」と分かったら、もう一つAIにお願いをします。

「私が〇〇という商材を提案する場合、この情報をもとに、最初の世間話でどんな話題を振れば相手は喜びますか?」

するとAIは、「御社が最近始められた〇〇の事業、素晴らしいですね、と伝えると興味を持ってもらえますよ」と、具体的な雑談のネタまで作ってくれます。

AIを使う時の小さな注意点

リサーチでAIを使う時に気をつけてほしいのは、「AIが教えてくれた情報を100%鵜呑みにしない」ということです。

AIはたまに、勘違いをして別の会社の情報を出してしまうこともあります。売上や従業員数など、商談で触れる大事な数字については、必ず相手の会社のホームページの原文を自分の目で確認するようにしてください。

まとめ:準備に時間をかけず、お客様と向き合う

営業の一番大切な仕事は「お客様の話を直接聞くこと」です。

事前のリサーチという準備段階に疲れてしまっては本末転倒です。AIという最新ツールをアシスタントとして上手く使いこなし、リサーチ時間を半分にして、その分お客様に寄り添う時間を増やしていきましょう。